明星大学 人文学部

MENU

Features学部の特色

フィールドに出る人文学部

多彩なフィールドワークを通して、
幅広い教養と専門知識を身につける

 人文学部の4学科では、研究・学習の対象となる現地を訪れ、取材やアンケート調査、資料採集などの情報収集を行うフィールドワークを多く取り入れています。国際コミュニケーション学科の「海外留学」、日本文化学科の「身体表現文化」、人間社会学科の「社会調査実習」、福祉実践学科の「福祉インターンシップ」など、学生が自ら体験し、幅広い教養と専門知識を身につける科目が充実。体験型の学びを中心に、人文科学に基づく専門性と、積極的に問題解決へ取り組む資質を育みます。

人文学部の特色

  • 01

    人文学部の体験教育
    「フィールドワーク」

    人文学部の4学科では、それぞれ学びの内容や目標は異なりますが、現地を訪れ、観察・調査する「フィールドワーク」を大切にしています。自らの体験を通して得た知識や技術は、学内での学びと合わせて大きな財産になります。

  • 02

    フィールドワーク実例(海外):
    タンザニア・ザンジバル島

    ユネスコの世界遺産にも登録されているタンザニア・ザンジバル島のストーン・タウン地区。小さいながらも、ヨーロッパ・アジア・アフリカのエッセンスがほどよくミックスされた異文化の博物館を訪問しました。

  • 03

    フィールドワーク実例(国内):
    青森県(日本文化)、沖縄県(社会問題)

    青森県では、八戸市の蕪嶋神社からスタートし、南部氏の城跡や竜神伝説の十和田神社、弘前城公園などを巡り、太古から現代にいたる青森県の歴史・文化を多角的に学びました。沖縄県では、普天間基地の移設予定地である名護市辺野古を訪問し、住民への聞き取りを実施。ニュースから伝わってくる情報と、住民の本音との違いに気づかされました。

  • 04

    フィールドワーク実例(国内):
    福祉

    児童・高齢・障害分野の福祉現場 でのフィールドワーク。施設の利用者とのふれあいや、職員のお話から、地域のニーズに応える方法や課題を学び、自分たちに何ができるかを考えます 。

Purpose & Policy

人材養成の目的と3つのポリシー

国際コミュニケーション学科

人材養成の目的

アドミッションポリシー

(AP1)基礎的な教養を持っている人。
(AP2)英語又は中国語の学修に強い意欲を持っている人。
(AP3)異文化理解に対して強い意欲を持っている人。
(AP4)社会で使えるコミュニケーション能力を持っている人。
(AP5)自分の考えや行動に責任を持ち、しっかり自己管理ができる人。留学やグループワークなどの体験学習を通して、社会人基礎力を伸ばせる人。

【一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・スカラシップ選抜における評価方法と評価基準】
一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜では、科目別の学力試験、志望動機(スカラシップ選抜のみ)および面接試験(一般選抜Ⅲ期のみ)により、「学力の三要素」のうち主に「基礎的・基本的な知識・技能」を基準として、国際コミュニケーション学科のアドミッションポリシー(AP)に示した能力・資質を評価します。

【学校推薦型選抜における評価方法と評価基準】
学校推薦型選抜では、国際コミュニケーション学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「(3)主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。
調査書により、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」を基準として、AP1・AP2・AP3・AP5に示す能力・資質を評価します。
面接試験により、「学力の三要素」のうち「(2)思考力・判断力・表現力等」と「(3)主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)では、国際コミュニケーション学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「(3)主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。
小論文により、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」と「(2)思考力・判断力・表現力等」を基準として、AP1・AP2・AP3・AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。
面接により、「学力の三要素」のうち「(2)思考力・判断力・表現力等」と「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(学びの探究入試)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(学びの探究入試)では、国際コミュニケーション学科が設定する課題について、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現を行う総合的な探究を行います。その成果について、「学力の三要素」全てを基準として、AP1・AP2・AP3・AP4・AP5に示す能力・資質を評価します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【課題発見・解決】
1.主体性と目的意識を持って収集した情報に基づいて自ら課題発見し、解決することができる。
【思考・判断】
2.各場面・状況に応じ幅広い視点に立って柔軟に思考・判断し、社会で起こる様々な問題の解決に向けて主体的に取り組む実践力を有している。
【関心・意欲・態度】
3.他者と協調・協働しながらコミュニケーションをはかり、遵法精神をもって組織で問題解決に取り組むことができる。
【知識・理解・表現】
4.異文化を理解し、言語・文化的な幅広い知見・教養を備えたコミュニケーション能力(会話・文章)を身に付けている。
【技術・技能】
5.グローバル化した社会において、日本語、英語又は中国語の言語システムを理解し、活用できる。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人文学部の教育課程は、国際コミュニケーション学科、人間社会学科、日本文化学科及び福祉実践学科の各学科科目と学部共通科目で構成する。学科科目は、各学科の人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために必要な授業科目をそれぞれ体系的に編成する。学部共通科目は、人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。
1.教育課程編成の考え方
国際コミュニケーション学科では、人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために、授業科目を(1)学科科目、(2)学部共通科目で編成する。更に学科科目を①必修科目、②選択必修科目、③選択科目に区分し、体系的に教育課程を編成する。
(1)学科科目
①必修科目

1年生から4年生にかけて開講される下記科目で構成する。

1年生に「基礎研究」、2年生に「専門基礎研究A・B」、3年生から4年生にかけて「専門研究1~4」を配置し、多様な人々と円滑にコミュニケーションする方法、又、その為に必要な幅広い知見を身に付けさせる。

又、4年生に「卒業研究」を配置し、個々の文献読解や論文課題を通じて文章によっても自身の意見、考えを表現し、幅広い視点に立って思考・判断、分析する力を養う。

②選択必修科目

1年生に「実践英語/中国語1A~F」を配置し、1言語を選択履修させる。個別学修及び他者との実践的なコミュニケーション活動、協働的タスク・プロジェクトを通じて、日本語そして英語・中国語を社会で運用する力を養う。

③選択科目
 1年生から3年生にかけて開講される科目で構成する。

「フィールドスタディ」「フィールドワーク」、「サマースクール」、「留学」等の科目を配置し、実践的な学び・活動を通じて、多様な文化、習慣、考え方に触れる機会を多く作り、自ら課題を発見し、解決する力を養う。又、グループワーク及び個々の学修を通じて、他者と円滑にコミュニケーションしながら組織で問題解決していく態度・方法を養う。
(2)学部共通科目
人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。
2.教育方法の考え方
(1)グループ内、グループ間の協働、話し合い、発表を主体とした教育を行う。

(2)グループ活動での学びや気づきが多い体験を通して、自律的な学修を促進する。

(3)タスク・プロジェクト遂行型の活動を積極的に行う。
3.評価方法の考え方
(1)課題に対する日々の取り組みを重視して成績評価を行う。

(2)最終テストのみならず、課題、各授業活動への参加姿勢・態度等を総合的に加味して成績評価を行う。

(3)タスク・プロジェクトベースの科目においては、教員のみならず、複数の人々による評価・意見を総合的に考慮して成績評価を行うこともある。

日本文化学科

人材養成の目的

アドミッションポリシー

(AP1)⽇本の⾔語や⽂学、歴史、芸術についての基本的な知識を有している。
(AP2)⽇本⽂化の事象を多⾯的かつ論理的に考察することができ、その考えを的確に表現し、伝えることができる。
(AP3)国内外を問わず、⽂学や⾔語、芸術等の様々な社会的⽂化現象に興味があり、みずから⽂化に触れる能動性を有している。
(AP4)積極的に他者と関わり、対話を通して相互理解に努めようとする態度を有している。

【一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・スカラシップ選抜における評価方法と評価基準】
一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜では、科目別の学力試験および志望動機(スカラシップ選抜のみ)により、「学力の三要素」のうち主に「基礎的・基本的な知識・技能」を基準として、人文学部日本文化学科のアドミッションポリシー(AP)に示した能力・資質を評価します。

【学校推薦型選抜における評価方法と評価基準】
学校推薦型選抜では、人文学部日本文化学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
面接により、「学力の三要素」のうち「(2)思考力・判断力・表現力等」と「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP2・AP3・AP4に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)では、人文学部日本文化学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
課題文要約により、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」と「(2)思考力・判断力・表現力等」を基準として、AP1・AP2・AP3に示す能力・資質を評価します。
面接により、「学力の三要素」のうち「(2)思考力・判断力・表現力等」と「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP2・AP3・AP4に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(学びの探究入試)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(学びの探究入試)では、人文学部日本文化学科が設定する課題について、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現を行う総合的な探究を行います。その成果について、「学力の三要素」全てを基準として、AP1・AP2・AP3・AP4に示す能力・資質を評価します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【課題発見・解決】
1.体験学習及び演習等での能動的な学修を通じて自ら課題を見つけ、世の中の常識や通説を鵜呑みにすることなく自らの力でそれを解決することができる。
【思考・判断】
2.日本の長い歴史を見通す長期的な展望と、文学・歴史・言語・視覚文化などの諸分野にわたる幅広い見識を身に付け、大局的見地に立って論理的にかつ柔軟に思考することができる。
【関心・意欲・態度】
3.身近な出来事から抽象的な問題まで日本文化に関する何事にも興味を持ち、常に自分の目で確かめようとする旺盛な探究心を有する。
【知識・理解・表現】
4.日本文化に関する知識を意欲的に吸収した上で、日本語の読解と表現の鍛錬を通じて言語感覚を磨き、多様な価値観を有する人々にも自らの考えを正確に伝えることができる。
【技術・技能】
5.日本文化に関する広範な知識を基に、日本文化の諸特徴を的確に分析することができる。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人文学部の教育課程は、国際コミュニケーション学科、人間社会学科、日本文化学科及び福祉実践学科の各学科科目と学部共通科目で構成する。学科科目は、各学科の人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために必要な授業科目をそれぞれ体系的に編成する。学部共通科目は、人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

1.教育課程編成の考え方
日本文化学科の授業科目は(1)学科科目、(2)学部共通科目で構成される。学科科目は①基本科目群、②専門科目群に分けられ、それぞれの科目群を履修し、体系的・総合的に日本文化を学ぶことにより、ディプロマ・ポリシーを達成し人材を養成する。

(1)学科科目
①基本科目群
基本科目群の多くは必修科目であり、1年生から4年生にかけて履修する。
1年生で「日本語レベルアップ1・2」、「古文入門」「漢文入門」で基本的な日本語の技能を高め、「日本文化体験」等で日本文化に関する基本的知識を獲得する。
2年生で「古典文化基礎演習1・2」「近現代文化基礎演習1・2」、3年生で「日本文化演習1・2」の演習科目を必修科目として履修し、日本文化の専門知識を得ると共に独自の研究を行う技能を養うことにより、4年生で履修する「卒研演習」につなげ、卒業論文を執筆する能力を獲得する。
日本語運用能力を磨いてコミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力を高め、日本文化を深く理解し国内外の多方面に発信できる人材を養成する。

②専門科目群
専門科目群は文学、歴史、日本語学、視覚文化、芸能・伝統芸能、編集、博物館学に関する選択科目から構成される。1年生配当科目として「日本文学概論」「歴史入門A・B」等の入門的な科目、2年生・3年生配当科目として「近代文学」「映像芸術論」「古文書学」「江戸文化論」等のより専門的な知識を得るための科目がある。古典文学や歴史史料を読解する技能と研究能力を養う。

(2)学部共通科目
人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

2.教育方法の考え方
(1)実践躬行(アクティブ・ラーニングなど)
日本文化の体験や古典・近現代文学の精読を通じて学生が実践的に日本文化を学び、自主的に研究課題を発見し研究できる能力を養うための学修環境を整える。

(2)分野横断的な学び
学部共通科目や全学共通科目を通じて、日本文化以外の様々な専門領域の学修を行うことにより、学際的な視点を養う機会を提供する。

(3)地域社会との連携
「地域文化研究」などの科目や演習科目においてフィールドワークを行い、地域社会との連携を通じて、学内だけでは学ぶことのできない実践的な学修を促進する。

(4)教育目標の達成度の検証による授業改善
授業の最終的な教育目標を達成するための要件をシラバスに示し、各回の授業内容がそれらの要件を満たすかどうかを授業担当者が検証することにより、不断の授業改善に努める。

(5)カリキュラムの体系性の検証
学科の教育課程が体系化されているか、又それが教育目標の達成に有効であるかどうかを、カリキュラムマップ等を活用して検証する。

3.評価方法の考え方
(1)授業の最終的及び中間的到達目標の明示
達成度が評価される科目においては、授業の到達目標までの行程に複数の中間的到達目標(以下「チェックポイント」と言う)を設定し、それを受講生に明示することで公正な成績評価の基準を示す。

(2)チェックポイントのフィードバック
本評価方法が適合する科目では、チェックポイントの到達度を受講生にフィードバックすることによって、到達目標の達成をより具体的に支援する。

(3)チェックポイントの測定による成績評価
達成度が評価される科目では、チェックポイントの測定によって到達目標の達成度合を判断し、より客観的かつ公正な成績評価を行うことに努める。それ以外の科目でも、各授業担当者が客観的かつ公正な成績評価を行うことに努める。

人間社会学科

人材養成の目的

アドミッションポリシー

(AP1)高等学校までの教育の成果として、大学における教養教育及び専門教育を受けるために必要な知識・技能を修得している。
(AP2)物事について論理的に考えようとする強い意欲を有している。
(AP3)社会調査の方法に関心をもち、その方法を用いて社会的事象を分析したいという強い意欲を有している。
(AP4)大学での学びを経て自己を確立し、人生について真摯に考えようとする強い意欲を有している。
(AP5)現実の社会的な問題に関心をもち、さまざまな問題の解決に向けた行動をとるための素養を備え、他者と協働して取り組みたいという強い意欲を有している。
(AP6)論理的に考えようとする素養を備え、自分の考えをまとめる意欲をもち、他者に伝えることができる。
(AP7)多様な他者への関心を有している。

【一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・スカラシップ選抜における評価方法と評価基準】
一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜では、科目別の学力試験および志望動機(スカラシップ選抜のみ)により、「学力の三要素」のうち主に「基礎的・基本的な知識・技能」を基準として、人文学部人間社会学科のアドミッションポリシー(AP)に示した能力・資質を評価します。

【学校推薦型選抜における評価方法と評価基準】
学校推薦型選抜では、人文学部人間社会学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP5・AP7に示す能力・資質を評価する際の参考にします。
調査書により、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」を基準として、AP1・AP2に示す能力・資質を評価します。
グループディスカッションにより、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」と「(2)思考力・判断力・表現力等」を基準として、AP1・AP2・AP3・AP4・AP6に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)では、人文学部人間社会学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP5・AP7に示す能力・資質を評価します。
小論文により、「学力の三要素」のうち「(1)知識・技能」と「(2)思考力・判断力・表現力等」を基準として、AP1・AP2・AP3・AP6に示す能力・資質を評価します。
面接試験により、「学力の三要素」のうち「(2)思考力・判断力・表現力等」と「(3)主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP3・AP4・AP6に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(学びの探究入試)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(学びの探究入試)では、人文学部人間社会学科が設定する課題について、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現を行う総合的な探究を行います。その成果について、「学力の三要素」全てを基準として、AP2・AP3・AP5に示す能力・資質を評価します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【課題発見・解決】
1.現実の社会的な問題を認識し、問題に対処することができる。
【思考・判断】
2.社会的事象を、広い視野から論理的に考察することができる。
【関心・意欲・態度】
3.自分の考えを明確にし、多様な他者と協働して、問題解決にあたることができる。

4.不断に自分の人生をデザインすることができる。
【知識・理解・表現】
5.社会学の専門的知識を修得している。

6.多様な他者の存在を理解し、自分の考えを他者に伝えることができる。
【技術・技能】
7.社会調査の技法を理解、活用し、社会的事象を、実証的に分析することができる。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人文学部の教育課程は、国際コミュニケーション学科、人間社会学科、日本文化学科及び福祉実践学科の各学科科目と学部共通科目で構成する。学科科目は、各学科の人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために必要な授業科目をそれぞれ体系的に編成する。学部共通科目は、人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

1.教育課程編成の考え方
人間社会学科では、人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するため、授業科目を(1)学科科目、(2)学部共通科目で編成する。更に学科科目を①基礎科目、②専門科目、③応用科目、④社会調査科目に区分し、体系的に教育課程を編成する。

(1)学科科目
①基礎科目
1年生から4年生にかけて開講され、主に必修科目で構成する。
1年生に「レポート作成とプレゼンテーション」「社会学への招待A・B」等の科目を必修科目として配置し、自立した学習の態度や基礎的な学習スキルを育成するとともに、社会学的な考え方を基礎づけている理論・学説史的背景についての学びを通して、2年生以降に学修する専門分野への興味や関心を喚起する。
続いて、2年生に「社会学原論A・B」を必修科目として配置し、社会学理論の基礎を修得させる。
又、2年生から3年生にかけてゼミナール形式の「社会学研究1A・1B・2A・2B」を必修科目として配置し、発表や他者との議論を通じて、他者へ自身の考えを表現する力とコミュニケーション力を養成する。
最後に、4年生に「卒業研究」を必修科目として配置し、学科の専門性を深めさせるとともに、4年間の学修の集大成として卒業論文を完成させる。

②専門科目
多岐にわたる社会学の専門分野のコアとなる科目群である。全て選択科目で構成し、学生の興味や関心に応じた履修を通して、社会学的分析の基礎を修得させる。

③応用科目
社会学の方法論を応用して多様な社会事象の分析を行う科目群である。全て選択科目で構成し、学生の興味や関心に応じた履修を通して、社会学理論の活用法を修得させる。

④社会調査科目
社会調査士資格取得に関する科目で構成する。必修科目の「社会調査法A・B」で社会調査の基礎を学び、選択科目として配置する統計関連科目の履修を通して、統計分析の手法を修得させる。更に選択科目の「フィールドワーク実習」「アンケート調査実習」「ドキュメンタリー実習」において、学修した知識や方法論を用いた社会調査を実践させ、社会調査士に求められる専門的知識とともに、社会に貢献できる能力を養成する。

(2)学部共通科目
人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

2.教育方法の考え方
(1)実践躬行(アクティブ・ラーニング等)
社会調査実習及び各学年のゼミを中心とする科目群において、アクティブ・ラーニング等を通して、実践的かつ能動的な知識や技術を身に付けながら、学生自身が課題を発見し、その解答を探求する体験的な学修環境を整える。

(2)分野横断的な学び
各自の希望する進路に即したコースの科目を中心に履修させると同時に、社会学におけるさまざまな研究分野についても広く学ぶ機会を提供することにより、学生の視野を広げる。

(3)地域社会との連携
地域社会の人々と連携し、協働することを通して、実践的な学修を促進する。

(4)教育目標の達成度の検証による授業改善
授業の教育目標の達成度を科目毎に適切な方法で把握し、不断の授業改善に努める。

3.評価方法の考え方
授業科目の最終的な到達目標の達成を支援するため、中間的な到達目標及び公正な成績評価基準を明示した上で、適切なタイミングで受講生にフィードバックを行うとともに、科目毎に適切な方法を用いて到達状況を把握し、評価を行う。

福祉実践学科

人材養成の目的

アドミッションポリシー

(AP1)高等学校までの教育において幅広く学び、教養教育及び専門教育を受けるために必要な基本的な知識、生活者としての社会常識、情報検索などの社会生活に関する基礎的な技能・技術を備えている。
(AP2)社会の課題や問題に対して、社会福祉の視点から論理的に考えるための素養を備え、それを口頭及び文章で表現することができる。
(AP3)コミュニケーション能力を有し、他者と協力して社会に貢献したいという強い意欲や態度を持っている。

【一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・スカラシップ選抜における評価方法と評価基準】
一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜では、科目別の学力試験および志望動機(スカラシップ選抜のみ)により、「学力の三要素」のうち主に「基礎的・基本的な知識・技能」を基準として、人文学部福祉実践学科のアドミッションポリシー(AP)に示した能力・資質を評価します。

【学校推薦型選抜における評価方法と評価基準】
学校推薦型選抜では、人文学部福祉実践学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「③主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP2・AP3に示す能力・資質を評価する際の参考にします。
調査書により、「学力の三要素」のうち「①知識・技能」を基準として、AP1・AP3に示す能力・資質を評価するさいの参考にします。
面接試験により、「学力の三要素」のうち「「②思考力・判断力・表現力等」と「③主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP2・AP3に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(Ⅰ・Ⅱ期)では、人文学部福祉実践学科で学びを進めていくために必要な能力・資質について、以下のような方法と基準で評価します。
エントリーシートにより、「学力の三要素」のうち「③主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を基準として、AP2・AP3に示す能力・資質を評価する際の参考にします。
小論文により、「学力の三要素」のうち「①知識・技能」と「②思考力・判断力・表現力等」を基準として、AP1・AP2・AP3に示す能力・資質を評価します。
面接により、「学力の三要素」のうち「②思考力・判断力・表現力等」と「③主体性を持ちつつ他者と協働する態度」を基準として、AP2・AP3に示す能力・資質を評価します。

【総合型選抜(学びの探究入試)における評価方法と評価基準】
総合型選抜(学びの探究入試)では、人文学部福祉実践学科が設定する課題について、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現を行う総合的な探究を行います。その成果について、「学力の三要素」全てを基準として、AP1・AP2・AP3に示す能力・資質を評価します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【課題発見・解決】
1.多様な実践の場で自ら地域社会における福祉的課題を発見し、それを解決することができる。
【思考・判断】
2.社会福祉の視点をもとに、社会的倫理及び国際化に対応する幅広い視野と多様性を受け入れる創造的思考力及び判断力を修得している。
3.福祉専門職あるいは福祉を学んだ人材として、誰もが住みやすい地域社会づくりに関するニーズの着眼力を修得している。
【関心・意欲・態度】
4.学生同士並びに教職員、当事者、福祉専門職、企業職員、地域住民との人格接触を伴う学修を通じ、自己を律すると共に自己を確立している。

5.自らの目標を明確に定め、福祉専門職あるいは福祉を学んだ人材として、社会に貢献することができる。
【知識・理解・表現】
6.多様な価値観を受け入れることができる福祉を学んだ人材に相応しい幅広い教養を修めている。

7.体験的な学びを通じて、福祉分野の知識・技能を能動的に修得している。
【技術・技能】
8.国内外の社会に貢献しうる、多様なコミュニケーション能力及び、ネットワーク形成や問題解決に関わる技術・技能を修得している。
9.社会福祉学を学んだ人材として求められる基本的な技術・技能を身に付けている。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人文学部の教育課程は、国際コミュニケーション学科、人間社会学科、日本文化学科及び福祉実践学科の各学科科目と学部共通科目で構成する。学科科目は、各学科の人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために必要な授業科目をそれぞれ体系的に編成する。学部共通科目は、人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

1.教育課程編成の考え方
福祉実践学科では、人材養成の目的及びディプロマ・ポリシーを達成するために、授業科目を(1)学科科目、(2)学部共通科目で編成する。更に学科科目を①必修科目、②基本科目、③社会福祉専門科目に区分し、体系的に教育課程を編成する。

(1)学科科目
①必修科目
1年生から4年生にかけて開講される必修科目で構成する。
1年生に「社会福祉入門」「地域ニーズ開発」「社会福祉の原理と政策1」「ソーシャルワークの理論と方法1」、また2年生に「ソーシャルワークの理論と方法2」を配置し、入門的な学びから専門的学びへの橋渡しを行う。3年生に「専門演習1(基礎)」「専門演習2(応用)」等を配置し、自立した学修の態度や方法を学ぶと共に、自らのうちに社会の様々な分野への興味や関心を喚起する。
更に4年生に「卒業研究演習1」「卒業研究演習2」「卒業研究」を配置し、学科の専門性を深めさせると共に、4年間の学修の集大成として卒業研究を完成させる。

②基本科目
1年生から3年生にかけて開講される選択科目で構成する。
1年生に「社会福祉の原理と政策2」「子ども家庭福祉」「精神保健福祉制度論」「高齢者ケア論」「福祉用具」等の実践的かつ学際的な科目を配置することで、積極的に福祉的な課題を発見し、それを解決する態度や方法について学ぶ。
2年生に「多摩地域福祉論」等の地域に立脚した科目を配置し、「マイノリティ論」「福祉英語1」等で地域と世界のつながりを理解し、物事をミクロからマクロまで含む多面的な視野で把握する判断力を養う。又、「実践手話」「障害学1」等の科目も配置し、ノンバーバルなものも含む表現力とコミュニケーション力を高めることで、国内外の社会において自らの考えを発信する力を養う。
更に、3年生の「多文化ソーシャルワーク論」「現代の精神保健の課題と支援」等を通して実践力のある福祉専門職になるための素養を身に付け、「福祉インターンシップ1・2」等のキャリア科目を全学共通キャリア形成科目と連動させることで、福祉の視点と技術を活用できる人材としての将来ビジョンを具体化する。

③社会福祉専門科目
主に2年生から4年生にかけて開講され、ソーシャルワークに関する専門性を高めるための、社会福祉士国家試験受験資格取得に必要な科目で構成する。
特に、「ソーシャルワーク実習指導1」「同2」「同3」「ソーシャルワーク実習」「スクール(学校)ソーシャルワーク実習」等の科目において、ソーシャルワークに必要な思想・理念・価値、特別な技術・技能を修得することによって、福祉職業人・福祉社会人として社会に貢献する能力を身に付ける。

(2)学部共通科目
人文学部の各学科から提供される科目群である。他学科科目の履修をすることにより、幅広い知識・能力を涵養し、自学科の学修に新たな視点と広がりを与えることを目的とする。

2.教育方法の考え方
(1)自発的な学修態度を促すために、幅広く知識・技術の修得・体験の機会を提供し、知識と実践の結びつきの強化を図る。
(2)社会の事象に着目し、自ら行動を起こせるソーシャルワークの専門性を備えた実践力のある専門職と、福祉の視点と技術を活用できる人材を養成するために、学生の希望する卒業後の進路に基づいて、選択科目である基本科目、社会福祉専門科目、精神保健福祉専門科目は、履修指導を徹底し、体系的な履修を促す。

3.評価方法の考え方
(1)知識や技術の理解や修得に係る科目については、各科目の関連するディプロマ・ポリシーの到達目標に基づき評価を行う。
(2)体験的・実践的な科目については、レポートや面接等により学生それぞれの理解の深まりについて把握し、評価会議等を行い適切かつ公正に評価を行う。