学生インタビュー

佐藤優馬

国際コミュニケーション学科
佐藤 優⾺(4年)


国際コミュニケーション学科の「フィールドワーク」及び「留学」は国際的なコミュニケーション力を培う上で、学科の重要な授業の1つとなっています。実際にフィールドワーク、留学を体験した学生にインタビューをしました。

Q.「フィールドワーク」という授業について教えてください

2020年度に履修していたスペインフィールドワーク ではスペインの景観などを利⽤して、静岡県の伊東市富戸の美しい、独特な青さをたたえた地域ブランド「富戸ブルー」をより世間に広めるための授業を行いました。ほかにもジョージアの学生と共に授業を進めるなど、常に外国⼈の学⽣と関わりながら授業をすすめていきました。

Q.「フィールドワーク」では何という国に行きましたか

2020年度のフィールドワークは新型コロナウイルスの影響で渡航する事が出来ませんでした。しかし、Zoomでスペインバルセロナの学⽣と共にプロジェクトを進める授業が出来ました。実際にスペインを訪れてみたかったという思いはありますが、貴重な経験をすることができました。

佐藤優馬

Q.「フィールドワーク」がZoomとなったようですが、現地の方とふれあうことで、何か分かったことはありましたか

私は2年生の時に留学に行った際、スペインの⽅と話した経験がありましたが、ジョージアの方とお話したのは初めてでした。
彼らは常に⽇本について理解しようとしてくれてとても楽しかったです。また私たちも彼らの⽂化に興味を⽰す事でジョージアの事についていろいろと教えてくれ、とても優しく、気さくな方達でした。また、現地の⾔葉が英語ではないのにも関わらず、殆どの学⽣が英語堪能だった事に驚きました。

佐藤優馬

Q.留学について教えてください(どこの国に行き、何を学んだか、現地での体験談など)

私は2年生の3月から12月の約 9ヶ月間、アイルランドに行きました。留学を通して英語力を身につけたことはもちろんの事、現地の学生と世界で起こっているグローバル問題について、話をすることで日本では関心を持つことができないようなことについて興味を持つことが出来ました。また、私は留学を単なる語学の向上だけで終わらせる事が嫌だったので、現地⼤学のコミュニティーや部活動に所属しました。部活動に参加する事で現地の学⽣との交流をする事が出来ました。平⽇は学業に励み、休⽇などは友⼈らとパーティをして楽しむなど、ON/OFF をしっかりと⼼掛け⽣活していました。

Q.いままでの授業を通して得られたことは何ですか

4年間の授業を通して外国⼈とのコミュニケーション能⼒がすごく⾝についたと感じています。1年⽣の頃は海外の⽅と話す事に抵抗がありました。何故ならばコミュニケーションの仕⽅が分からなかったということはもちろんの事、英語に⾃信が無かったからです。
しかし2年⽣の頃には外国⼈とのコミュニケーションについて学ぶ事ができ、3年⽣にかけて英語を徹底的に学ぶ場がありました。国際コミュニケーション学科ならではの授業のおかげで、今では⾃信を持って外国⼈の⽅と話す事が出来ます。また私は外国⼈の方とコミュニケーションを取りながら仕事がしたかったので、就職先も英語を⼗分に活かせる企業を選びました。コミュニケーション能⼒と英語能⼒は確実に伸びたと感じています。

Q.最後に、高校生に一言お願いします

明星⼤学⼈⽂学部国際コミュニケーション学科に⼊ろうとしている⽣徒のみなさんは、英語に興味があったり、留学に⾏きたいと思っていると思います。
⾃分がやりたい事を実現できるのがこの学科の特徴だと思います。また学⽣同⼠の距離がとても近く、楽しく学べる環境があります。⼤学受験ではいろいろと悩むことも多いと思います。
私はこの⼤学を選んだ事を後悔したことはありません。むしろやり残した事が多いくらいです。そのくらいチャレンジできる環境や学べる事が多いのが学科の特徴です。沢⼭の個性豊かな⽇本⼈・外国⼈講師の⽅がみなさんの⼊学を待ち望んでいます。 ぜひ一度大学にいらしてください。

吉本利奈

福祉実践学科
吉本 利奈(4年)


Q.国家資格取得に向けて勉強中とお聞きしましたが、どんな資格ですか?

私が取得を目指している「社会福祉士」とは、様々な理由から日常生活に問題を抱えた人達の相談に応じて、助言や指導、福祉サービスの提供などの援助を行う上で、その知識があることを証明できる資格です。取得によって社会福祉士として正式に登録され、名乗ることができるようになります。

Q.どんなきっかけで資格を目指そうと思いましたか?

この資格は医師免許などの「業務独占」の資格とは異なり、「名称独占」なので資格が無くとも社会福祉士に準ずる仕事を行うことができます。しかし、実際に相談援助を行ったり、福祉サービスを提供する立場になったときに、しっかりとした知識に基づいた支援ができる福祉従事者でありたいと考え、この資格を目指そうと思いました。

Q.好きな授業について教えてください

好きな科目は2年時に受講した「相談援助演習」という科目です。少人数クラスに分かれてアクティブラーニング形式で行う授業なのですが、2人1組で相談者役とワーカー役に分かれて相談援助のロールプレイを行ったり、事例を元にグループで解決策を話し合ったりすることで「経験」として学ぶことができ、自分の成長を肌で感じることができるのがうれしかったです。

Q.大学の授業の中で、苦労したことはありますか?(具体的な科目名など)

授業中で苦労したことはあまりないのですが、授業の課題として出されるレポートが複数の科目で重なると、私は容量があまり良い方ではなかったので期限に間に合わせるのが少し大変でした。

Q.授業を通して得られたことはありますか?

法律などの知識をただ学ぶだけではなく、事例や実体験を元に教えてくださる先生方が多かったので、多様なニーズや問題に触れる中で、福祉に対する福祉従事者としての考え方や、型にはまらず柔軟に物事を考えることの大切さを学ぶことができました。

Q.今後はどのような学生生活を送りたいですか?

まずは国家試験合格に向けて頑張りたいです。現在ほとんど学校に行く機会が無いのですが、友人と学校に集まり勉強をすることでモチベーションを保ちつつも、それが楽しみとなっています。今は新型コロナウイルスの影響で遠出しづらい時期ですが、残り少ない学生生活ですので、落ち着いたらお出かけしたり旅行に行ったりしたいです。

Q.高校生にひとことお願いします

福祉実践学科は他学部や他学科と比べて人数も比較的少なく、グループワークも多いので、高校とは異なりクラス制でない中でも男女関係なく交流を取りやすいのが特徴です。一年次にはSAの先輩方と一緒に行うレクリエーションのような授業もあり、学科全体で和気藹々としています。大学に対して期待や不安など様々な気持ちがあると思いますが、安心してください。少しでも興味が湧いたらオープンキャンパス等でさらに知っていただけると嬉しいです。

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