学科の特色

  1. トップ
  2. 学科の特色
日本文化学科 劉 隆裕さん

日本文化学科

劉 隆裕さん

ryu takahiro

藤嶺学園藤沢高校卒業、3年生

Q
1年生の時に学んだ「伝統文化論」「比較文化論」という授業について教えてください。
A
伝統文化論は、日本の伝統的な文化や風習を学び、比較文化論では海外の文化や風習と比較します。これは、2年生以降で履修することになる演習科目の基礎になる授業です。その中の一環として「観劇」があります。
Q
観劇が授業に入っているのはユニークですね。
A
そうですね。演目は年度によって変わりますが、私の時は「レ・ミゼラブル」を、次年度に後輩学生の引率として行った時は「ミス・サイゴン」を観劇しました。
ただ単に劇を観て終わりではなく、事前学習として、先生から劇の内容を教えていただいたり、マリウス役の役者さんが大学に来て、劇中歌を学生と一緒に歌ったりします。実際に舞台でその歌が流れると、より深く劇を味わえていると感じました。
観劇が授業に入っているのはユニークですね。
Q
これまでのあなたの「大学の授業」というイメージとはどのように違いましたか?
A
今お話ししたように劇を体験出来るのは珍しいと思います。教室に座り既にある答えを見つけるのは高校までの授業でしたが、大学では授業も教室に留まらないし、答えも1つではなく自分で答えをひねり出す点が違います。
Q
授業の中で大変なことはありますか?
A
2年生からは授業内容も専門性が高くなり、参考文献(※1)を探したりするのに図書室通いが必須になります。日本文化学科は学科専用の図書室があります。博物館学芸員という専門知識を有した職員も常駐しているので、困ったときに相談出来るのはありがたいです。大学の図書館よりも専門分野の本が充実しているので、よく通っています。
図書室に通う必要はあるますが、それほど大変ではありません。
(※1参考文献:著述の際に参考にした図書や新聞記事など)
Q
授業時間の他に、図書館での調べ物があると、大学にいる時間が長いですね。
A
私は家が遠くて、通学に片道2時間弱かかります。
それでも、もともと日本文化が好きなので、1限(=明星大学では9:00開始)の授業も苦ではなく受けています。通学時間の長さはあまり気になりません。
Q
他に学内ではどんな活動をされていますか?
A
『蝦蟇』という日本文化学科の文芸雑誌の編集活動をしています。2年生の冬に、原稿の校閲を手伝ったのがきっかけで、現在は年に一回発行の『蝦蟇』の編集長をしています。
ちなみに『蝦蟇』の読み方は、「がま」と読みます。
Q
『蝦蟇』の編集長はどのようなことをしますか?
A
編集長としての業務は、本を完成させることです。ですが各部員から原稿を集めて製本するだけではありません。完成までに複数の人の目を通して、何度も原稿を推敲します。とにかく完成までの日数を逆算しながら印刷会社とやりとりします。かなり大変な作業ですが、元々文章を読んだり書いたりが好きなのもあり、面白いです。
Q
授業での面白い点を教えてください。
A
演習系の授業が楽しいです。私が受けている授業は、中世の古今和歌集なのですが、複数の注釈(※2)を比較します。そこからその歌をより深く考える作業が楽しいです。
(※2注釈:語句の意味や用法を解説したり、補足的な説明を加えたりすること)
Q
今後はどのようなことに力を注ぎたいですか?
A
「美意識」や「敗北の美学」について調べたいです。卒業論文として形にしたいと思っています。美意識について本が存在しているわけではないので、時代を横断して参考文献を調べる必要がありそうです。いろんな文献の行間にある「美意識」を拾い上げるのは大変かもしれませんが、やりがいはあると思います。
あとは、就職活動もがんばりたいです。
今後はどのようなことに力を注ぎたいですか?
Q
最後に、高校生に一言お願いします。
A
観劇の他に、身体表現文化の体験学習として、能をプロの方から教わることが出来ます。社会に出るとプロに教わる機会がないので、こうした日本文化学科ならではの体験学習はチャンスだと思います。