学科の特色

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福祉実践学科 高橋 勇貴さん

福祉実践学科

高橋 勇貴さん

takahashi yuki

新潟県立江南高校卒業、4年生

Q
国家資格取得に向けて勉強中とお聞きしましたが、どんな資格ですか?
A
「社会福祉士」という国家資格です。
身体や精神障害を持った方、あとは環境上の理由で普通に暮らせない方に対して、日常生活を送れるように福祉サービスを紹介したり、相談をしたり、医療機関などの関係者と連携したりして援助するのが仕事です。
今度「スクールソーシャルワーカー」の実習にも行く予定です。これは民間団体による認定資格です。子どもの環境(学校・家庭)による問題を解決するため、教員を支援したり各機関と連携する専門家です。社会福祉士や精神保健福祉士の有資格者がこの職に就くことが多いです。
国家資格取得に向けて勉強中とお聞きしましたが、どんな資格ですか?
Q
どんなきっかけで資格を目指そうと思いましたか?
A
僕の祖父が受けている福祉サービスの現状から、福祉の根幹を変えたいという思いを持つようになりました。祖父が地元の特別養護老人ホームに入っているのですが、そこは送迎バスが自宅からちょっと離れた場所に停車するそうなのです。人手不足で仕方ないかもしれませんが、体が不自由な祖父・介助する家族にとっては相当な負担だと思います。東京では自宅の前まで停車してくれるところもあるのに、地域によってサービスにばらつきがあることに違和感を抱きました。そこで、障害者や子どもを取り巻く環境全体に対して働きかけがしたいと思い、社会福祉士という資格を持って仕事がしたいと思うようになりました。
Q
大学の授業の中で、苦労したことはありますか?
A
実は授業では特にありません。でも、実習した施設で苦労したことはあります。僕が実習させてもらった施設は、小学校1年生から高校3年生の子どもたちが生活する児童養護施設でした。一緒に公園へ行ったり、ゲームをしたりして13時から21時までお世話になりました。時々注意が必要な場面が出て来たのですが、うまく指導することが出来ませんでした。職員さんからは、もっときつく言って良いよとアドバイスしてもらったものの、ふさわしい指導方法がなかなか出来なくて苦労しました。
大学の授業の中で、苦労したことはありますか?
Q
ご自身のおじいさんに対する福祉サービスを改善したいという思いがきっかけで将来の仕事選びにつながったわけですが、実習先では「児童」が対象になり、大変ではありませんでしたか?
A
祖父がきっかけでしたが、人が好きでしたし、大学で子どもたちとふれあうボランティアサークル活動をしていたので、子どもたちと接することに抵抗感はありませんでした。
Q
では、授業を通して得られたことはありますか?
A
授業で学んだことを、実際に実習先で見つけられたときが嬉しかったです。福祉実践学科の「子ども福祉論」「高齢者福祉論」など座学で得た知識で、たとえば「生活場面面接」というのがあります。これは、机をはさんでお互いが向き合うような「面接」ではありません。日常生活の中で、廊下の掃除をしたり、洗濯物をたたんだりしている最中などに警戒心を抱かせず対象者と面接をすることです。これを実習の場で職員さんがやっているのを見つけられて嬉しく思いました。
では、授業を通して得られたことはありますか?
Q
授業に真面目に取り組んでいた成果が現れていますね。「生活場面面接」という知識がなければ、職員さんと子どもたちを「おしゃべりしている」としか捉えられなかったかもしれませんね。それでは、今後はどのような学生生活を送りたいですか?
A
これからは、4年生で大学生活もあと残り少ないので、友達と思い出を作りたいと思っています。もちろん勉強も大事で、卒論をしっかり完成させたいです。今は「笑顔」についての論文を執筆中です。進学と就職のどちらを選択するか、もっと自分の進路について考えたいとも思っています。
Q
最後に、高校生に一言お願いします。
A
もし、勉強でモチベーションが下がったら、オープンキャンパスに行ってみるとよいと思います。それと、自分の周りに大学生がいたら、大学のことを少し聞いてみるとよいと思います。将来自分が居るかもしれない場所に行ってみたり、その話を聞くだけでまた勉強を頑張れます。福祉実践学科の良さの1つに「人の良さ」があるので、是非オープンキャンパスで「人の良さ」を実感して欲しいです。
福祉実践学科 松山 基さん

福祉実践学科

松山 基さん

matuyama motoi

神奈川総合産業高校卒業、2年生

Q
福祉実践学科で特色のある授業を教えてください。
A
1年生での「自立と体験2」という授業です。これは1泊2日のフレッシュマンキャンプ(=以下「フレキャン」)に向けて様々な準備を行う授業です。フレッシュマンとは1年生を指します。その1年生と授業をサポートする先輩学生、教員がフレキャンを通じて絆を深めることが出来ます。レクリエーションだけでなく、グループ別にディべートを行うなど学習面でも意見を交換し、お互いの理解を深めることができます。また、グループごとの出し物などもあり、そこでは1年生が内容を決めます。ダンスを企画するグループがほとんどです。選曲・振り付けなど自分達で考える過程で衝突することもありますが、主張しあうことが出来るのは良いと思っています。
福祉実践学科で特色のある授業を教えてください。
Q
高校時代と違って、自分達で考えて行動することが必要になるのですね。
このフレキャンを通じて何が変わりましたか?
A
友人関係が広がりました。今まで話したことのない人とも同じグループになり、自然と話すようになります。さらに、後輩とも仲良くなり、気さくに話しかけてくれるのが嬉しいです。やんちゃな学生もいますが、弟妹がいるせいか生意気だと思うことはなく同い年のように良い関係でいられます。
Q
授業のサポートのほか、分からないことがあった時など、教員以外に先輩学生がサポートしてくれる「SA(=Student Assistant)制度」がありますが、福祉実践学科ではリーダーを決めているそうですね。松山さんはリーダーだと聞きましたが、なぜリーダーになったのですか?
A
SAのリーダーはメンバーの投票で決まりました。不安は多くありましたが、メンバーからの信頼と期待に応える為にこの学年特有の仲の良さと明るさを武器に盛り上げていこうと思いました。SAをやろうと思ったのは後輩達が好きで、積極的に関わりたいと思ったからです。今では学校行事だけではなくてプライベートでも交流するほど仲良くなりました。
授業のサポートのほか、分からないことがあった時など、教員以外に先輩学生がサポートしてくれる「SA(=Student Assistant)制度」がありますが、福祉実践学科ではリーダーを決めているそうですね。松山さんはリーダーだと聞きましたが、なぜリーダーになったのですか?
Q
松山さんのわけへだての無い気持ちが、後輩との距離を縮ませたのですね。
A
そうだと嬉しいです。時々リーダーとしてみんなとの距離感を考えなければならないこともありましたが、誰に対してもフレンドリーに関わることは常に意識していました。
Q
松山さんが福祉実践学科に入学したきっかけはありますか?
A
高校時代の友達を助けたいという気持が影響していると思います。僕は定時制高校に通っていました。入学当初は非常に荒れた学校で正直なところ好きではありませんでした。しかし、彼らと接していくうちに彼らの背景にある複雑な家庭事情などを知りました。彼らの大きな問題や専門的な知識を要する相談に自分は力になれませんでしたが、父が福祉関連の職に就いているので助言をもらうことがありました。父の仕事を意識しはじめたのはこの時期です。
Q
今後どんな学生生活を送っていきたいですか?
A
「Merci(=メルシー)」というボランティアサークルに所属しているので、ボランティアを通して将来の仕事に必要な事を発見できたらと思っています。さらに、今年度は実習など今までより本格的に福祉の世界に入っていきますので、これまで以上に勉強を真面目に取り組みたいです。
今後どんな学生生活を送っていきたいですか?
Q
最後に、高校生に一言お願いします。
A
大学生活は楽しもうと思えば楽しくなります。自分次第で、楽しくもつまらなくもなります。初めは仲良くするのが難しいと思う人でも積極的に関わり相手の良いところを見つければ徐々に受け入れられるようになります。人との出会いは自分も自分の環境も大きく変えられます。「人に興味を持つ」ということは非常に大切なことだと思います。